粕漬けの日持ちにつきましては、その粕漬けの種類によって保存方法や賞味期間が異なります。
【粕漬けの種類】
粕漬けには、酒粕ともにお召し上がりになる粕漬けと酒粕を落としてお召し上がりになる粕漬けがあります。
・酒粕ともにお召し上がりになる粕漬けとは
酒粕を熟成させ、この熟成粕に水あめ等で味付けをして調味粕を作り、この調味 粕に具材を混ぜ合わせて作った粕漬けです。
具体的な粕漬けとして鯨の軟骨粕漬けがあります。
・酒粕を落としてお召し上がりになる粕漬けとは
うりやきゅうり等を漬け込んだ野菜の粕漬けや魚の切り身や牛肉、豚肉等を漬け込んだ粕漬けです。
これらの粕漬けは、酒粕は、そのまま食べる目的ではなくあくまで漬け床として使っておりますので酒粕を落としてお召し上がり下さい。
【保存方法】
・酒粕ともにお召し上がりになる粕漬け
冷暗所ににて常温で保存出来ます。しかし、夏場の暑い時期は、酒粕の熟成が進み酒粕の色が茶褐色に変色しますので冷蔵庫にて保存下さい。
・酒粕を落としてお召し上がりになる粕漬けとは
うりの粕漬け等の野菜の粕漬けは、冷蔵庫にて保存して下さい。
魚の切り身や牛肉、豚肉等 の粕漬けは、冷凍庫にて保存して下さい。
【賞味期間】
・酒粕ともにお召し上がりになる粕漬け
常温で60日、冷蔵で120日
・酒粕を落としてお召し上がりになる粕漬け
うりの粕漬け等の野菜の粕漬けは、 冷蔵で90日
魚の切り身や牛肉、豚肉等 の粕漬けは、冷凍で30日