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全国各地に様々な粕漬けがありますが、その歴史はとても古く、奈良時代や平安時代がはじまりとも言われています。お米から造られるお酒の歴史と粕漬けの歴史は密接しているのです。 お酒を造る際にできる酒粕は、平安時代には粕漬けに使われるようになりました。食材の長期保存を可能にし、かつ、美味しさを引き出す酒粕は大変珍重されていたのです。 佐賀県では、粕漬けをそのまま具と一緒に食べます。佐賀県の有明海は、以前は海の幸の宝庫で平貝、海茸といった魚介類が豊富にとれていました現在のように冷蔵設備が発達しない時代、その魚介類を長期 保存するために粕漬が重宝されていました。